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「ゴロゴロ…ピカッ!ドーン!」
すごい雷でしたね。ホッと一息ついたのも束の間、「あれ?テレビがつかない」「お湯が出ない!」「もしかしてパソコンも…?」
突然の家電の故障。もし原因が「落雷」だったら…?
「修理代、いくらかかるの…」「こんな突発的な出費、家計がキツイ!」
そうですよね。怖いですよね。突然、当たり前の日常が奪われるようで、本当に不安になると思います。
でも、大丈夫ですよ。あきらめるのはまだ早いです!
その家電の故障、あなたが加入している「火災保険」で、しっかり補償されるかもしれません。
【結論】「火災保険」で「落雷」はバッチリ補償対象です!
はい、結論から申し上げますと、落雷による損害は、火災保険の補償対象です。
多くの方が「火災保険」という名前から、「火事」だけの保険だと思い込んでいらっしゃいます。これは、保険のプロである私から見ても、本当にもったいない誤解です。
現在の火災保険は「住まいの総合ボディガード」。台風、水害、盗難、そして落雷まで、お家をあらゆるリスクから守ってくれるんです。
「火災保険」って、何で使われているの?
「ちょっと、このグラフを見てください!」
なんと「火災保険」の保険金支払件数、『火事』よりも『落雷』のほうが圧倒的に多いんです!
実は、火災保険は「落雷のための保険」とも言えるんですよ。
他人事じゃない!増え続ける落雷被害
「最近ゲリラ豪雨や雷が増えたわよね」と感じませんか?
その感覚、正しいんです。ある保険会社のデータでは、落雷による保険金の支払件数は、ここ5年でなんと約2倍にも増えているんですよ。これはもう、他人事ではありません。
どこまでOK?落雷補償の「意外な」範囲
お家の「建物」
「建物」とは「建物本体や、それにくっついている設備」を指します。雷が直撃して屋根瓦が割れた、アンテナが倒れた、というケースですね。
意外と見落としがちなのが「設備」です。
具体的には、ブレーカー、インターホン、太陽光発電のパワーコンディショナー、高効率給湯器の「エコキュート」の室外機なども「建物」に含まれることが多いんです。これらは高額で、エコキュートの修理・交換なら40万円以上かかるケースも珍しくありません。
主婦が一番知りたい!お家の「家財」
「家財(かざい)」とは「建物の中にある、動かせる生活用品」のこと。以下が全て、落雷による故障で補償対象となります。
テレビ
最近の55型有機ELなら
150,000円程度
エアコン
リビング用なら
180,000円程度
冷蔵庫
大型なら
250,000円以上
パソコン
デスクトップ・
ノート本体
洗濯機
ドラム式なら
280,000円近く
私が経験した「失敗談」から学ぶこと
5年ほど前、あるお客様(40代主婦)から「雷でテレビとパソコンが壊れた」とご相談がありました。保険金(合計で約250,000円)は無事にお支払いできました。
しかし、その2週間後。「そういえば、あの雷の日からルンバ(お掃除ロボット)も動かないし、エアコンの室外機もウンともスンとも言わない…」と追加でご連絡があったのです。
結果から言うと、これらは「請求漏れ」となってしまいました。なぜなら、「テレビとPCの修理」で保険請求を一度完了させてしまっていたからです。エアコンの室外機(約70,000円)も、ルンバ(約50,000円)も、立派な「家財」。もし最初から気づいていれば、保険でカバーできた可能性が非常に高かったのです。
🔍 私の強い推奨:「雷が落ちたら、家中のコンセントに繋がっている家電を、面倒でも全部チェックしてください!」
【要注意】補償されないものもあります
落雷補償にも「対象外」となるものがあります。最大の注意点をお伝えします。
最大の注意点は「データ」です
パソコン本体が壊れた場合、その修理代や買い替え費用(例えば150,000円)は補償されます。
しかし、中に保存されていたお子様の成長記録の写真データや、家計簿のデータは補償されません。これはお金に換えられない、最も痛い損害かもしれません。
他にも、コンセントに接続されていなかったスマートフォン(単に持ち歩いていただけ)や、経年劣化による自然故障と判断された場合は、対象外となります。
【実践編】もしも落雷被害に遭ったら?保険金請求「3つのステップ」
ステップ1:落ち着いて被害状況を「撮影」する
まず、慌てて修理業者を呼ぶ前に、深呼吸してスマートフォンで写真を撮ってください。これが「証拠」になります。
撮影すべき内容:
- 壊れた家電の全体像
- 家電の型番や製造番号が書かれたシール部分
- (もしあれば)コンセットの焦げ跡など
- テレビなら、電源を入れても映らない「真っ暗な画面」
とにかく「壊れている」状態を記録することが重要です。
ステップ2:保険会社に「すぐ」連絡
次に、保険証券を手元に用意して、保険会社の「事故受付ダイヤル」に電話します。証券が見当たらなくても、契約者の名前と生年月日、住所で本人確認できることがほとんどです。
ここで伝えるのは、以下の4点です:
- いつ(例:昨日の夕方)
- どこで(ご自宅の住所)
- 何が(例:テレビと給湯器が)
- どうなった(例:雷が鳴った後、電源が入らなくなった)
オペレーターが優しく誘導してくれるので、心配いりません。
ステップ3:修理業者さんに「見積もり」をもらう
保険会社から「では、修理の見積もりを取ってください」と案内されます。ここがプロとしての最重要アドバイスです。
修理担当者には、必ず「雷が原因かもしれない」と伝えてください。
そして、もらう見積書や診断書に、「落雷による過電流(雷サージ)が故障の原因と推定される」という一文を書いてもらうよう依頼してください。
保険会社は「本当に雷が原因か?」を疑います。単なる「故障」や「経年劣化」では保険金は出ません。「落雷」という天災が原因である、という専門家の「推定」こそが、保険金を支払う最大の根拠となるのです。
最大の壁?「雷が原因」だと証明する方法
朗報!「落雷証明書」は不要です
まず、気象庁などに「うちに雷が落ちた証明書ください」と申請する必要はありません(というか、公的機関は発行してくれません)。保険会社もそれは分かっているので、あなたに「証明書」を要求することはありません。
証拠になるのはこの3つ
1. 被害状況の写真
あなたが撮ったもの
2. 修理業者の見積書・診断書
「落雷が原因」と書かれたもの
3. 気象データ
保険会社が専門機関に照会
あなたの仕事は1と2を揃えること。3は保険会社が勝手に調べてくれます。
実体験:業者さんへの「伝え方」で結果が変わる
以前、埼玉にお住まいのお客様から「インターホンとFAX電話が壊れた」と連絡がありました。最初、近所の電気屋さんに来てもらったら、見積書に「原因不明の故障」と書かれてしまったのです。
これでは保険金は下りません。そこで私はお客様に、「『○月○日の雷の時に壊れた可能性があるので、基盤をよく見てほしい』と伝えて、別の業者さんにもう一度見てもらってください」とアドバイスしました。
すると、2社目の業者が基盤のわずかな焦げ跡を発見。「雷サージによる故障の疑い」と書いてくれたのです。
結果、修理費用約80,000円は、全額保険金でお支払いできました。このように、業者さんへの「伝え方」一つで、結果が大きく変わることがあるのです。
主婦のギモン解消!「保険使うと保険料は上がる?」
結論:火災保険は使っても(基本的に)保険料は上がりません
自動車保険とは違い、火災保険は1回使っても翌年の保険料は上がりません。落雷で10万円の保険金を受け取ったからといって、来月から保険料が値上がりする…ということはないので、安心してください。
せっかく高い保険料を払っているのですから、正当な権利はためらわずに使いましょう。
ただし!「免責金額(自己負担)」は要チェック
一つだけ絶対に確認してほしいのが「免責金額(めんせききんがく)」です。これは「自己負担額」のこと。
例えば:
免責金額 0円 の契約
テレビの修理代 150,000円 → 150,000円 が保険金として支払われる
免責金額 50,000円 の契約
テレビの修理代 150,000円 → 100,000円 が支払われる(5万円は自己負担)
もし、修理代が40,000円だった場合、免責50,000円の契約では、保険金は0円になってしまいます。
最近の火災保険は、保険料を安くするために、この免責金額を100,000円などに高く設定しているケースも増えています。これを知らないと、「保険が使えると思ったのに、自己負担ばかりだった…」という悲しい結果になりかねません。
怖い落雷も「知ってる」だけで安心。今すぐ確認しませんか?
「ゴロゴロ…」という音が、もう前ほど怖くなくなったかもしれませんね。
突然の家電の故障は、本当に家計を直撃します。でも、そのために私たちは「保険」というお守りを持っているんです。
落雷という「どうしようもない天災」に対しても、私たちは無力じゃありません。「知っておく」こと、そして「正しく備える」ことが、あなたと、あなたの家族の平穏な日常を守る一番の力になります。
今すぐチェックすべき2つのこと
① 補償範囲に「家財」は入っていますか?
保険証券を見て確認しましょう
② 「免責金額(自己負担額)」はいくらですか?
金額が大きすぎないか確認しましょう
「証券がどこにあるか分からない…」「見ても内容がチンプンカンプンで…」
大丈夫ですよ。不安をそのままにしないでください。そういう時は、一度プロに「我が家の保険内容、どうなってますか?」と診断してもらうのが一番の近道です。内容をスッキリさせておくだけでも、安心感がまったく違いますよ。
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